Yuki Kajiura LIVE vol.#16 @6/6れぽ
Yuki Kajiura LIVE vol.#16
~Soundtrack Special at the Amphitheater~
【公演詳細】
6月6日 日曜日
開場15:00/開演16:00
全席指定 8,800円(税込)
【出演】
梶浦由記 (Piano・Chorus)
是永巧一 (Guitar) , 佐藤強一 (Drums) , 髙橋“Jr.”知治 (Bass) ,
今野 均 (Violin) , 奥泉貴圭 (Cello) , 赤木りえ (Flute) ,
中島オバヲ (Percussion) , 櫻田泰啓 (Keyboards) ,
佐藤芳明 (Accordion) , 中原直生 (Uilleann Pipes) , 大平佳男 (Manipulator)
«Guest vocal»
伊東えり
【Special Guest】
Painter:YORKE.(OLDCODEX / Rest of Childhood)
【グッズ】
https://fictionjunction.com/information/7539/
(上記ページがグッズページです)
※今回、物販はオーダーシート方式でした
約2年ぶりに開催のYuki Kajiura LIVE。昨年に開催予定だったこのツアー。だが、新型コロナウイルスの影響により翌年に延期された。だが、無事に今年こそは開催できたことに感謝。だが、延期によって思いがけないゲストが登場した。OLDCODEXのYORKさんだ。梶浦さんの楽曲がどういう形でYORKさんというペインターとコラボするのか...、保守的な僕にとって不安と楽しみ半々の気持ちだった。また、前回のvol.#15 サントラスペシャルでは、会場の機構や特性を生かした演出がありその点も楽しみだった。
【れぽ】※ネタバレ注意!
«セットリスト»
M-01 overture~劇場版鬼滅の刃opening theme(名前なし)
M-02 Find Your Sword In This Land
-MC1
M-03 A peaceful landscape
M-04 Have fun!
M-05 Her name is Alice
M-06 The legendary sword
-MC2
M-07 Together we are awesome
M-08 The Blue Rose Sword Battle
M-09 Sword Golem
M-10 Deusolbert
-MC3
M-11 closing the case
M-12 the matter is settled, anyway
M-13 chasing the enigma
M-14 starting the case: Rail Zeppelin
M-15 prelude to Act 1
M-16 numquam Vincar
-MC4
M-17 school girl life
M-18 shall we dance
M-19 tailing in darkness
M-20 a fighter-girl from east
M-21 operations in action
-MC5
M-22 in early spring
M-23 shadows and fog
M-24 battle of the shadows
-MC6
M-25 Elenore
-ENCORE-
EN-01 希望の光
EN-02 My story
EN-03 We're gonna groove
-MC7
EN-04 redrose
-MC8
EN-05 El Cazador
«レポ»
M-01 overture~劇場版鬼滅の刃opening theme(名前なし)※鬼滅の刃
今までサントラオンリーってアコーディオンから始まってたのに、今回はovertureからのFBM登場。珍しい始まりでした。このovertureの時の照明が、アンフィシアターのステージの特性を生かしたものでかっこよかった...。また、劇場版鬼滅の刃で冒頭に流れる曲(駅のシーン)で流れる曲がかっけーんだて。炎のメロディー使いつつも、冒険が始まる!みたいな感じで。
M-02 Find Your Sword In This Land
※ソードアート・オンライン
-MC1
M-03 A peaceful landscape
※ソードアート・オンライン
M-04 Have fun!
※ソードアート・オンライン
M-05 Her name is Alice
※ソードアート・オンライン
M-06 The legendary sword
※ソードアート・オンライン
-MC2
中原さんがステージに登場し、恒例のイーリアンパイプの説明を!花子とアンの曲かな...?と思ったら...。
M-07 Together we are awesome
ようやくイーリアンパイプ登場!ですが、花子とアンではなくソードアート・オンライン!不意打ちでした!
M-08 The Blue Rose Sword Battle
※ソードアート・オンライン
M-09 Sword Golem
※ソードアート・オンライン
M-10 Deusolbert
うぉー、照明すげーって照明見上げてたら歌声が...。いつのまにかステージ奥舞台セットの上にえり様が!衣装が白色のファーコート?に紺色のドレスに白色の帽子?でした。もうね、えり様の滾るような、周りを吹き飛ばすかのような圧倒的な歌声がすごくて、かっこよかった。原曲はれみさんなんだけど、歌い手が違えばこんなにも曲が変わるんだなって感じました。曲終わりの去り際もさすが舞台女優、ミュージカルを見ているような綺麗で颯爽とした背中でした。
-MC3
M-11 closing the case
※ロード・エルメロイII世
M-12 the matter is settled, anyway
※ロード・エルメロイII世
佐藤さんin。クラリネットメロディーをアコーディオン編曲でした。そして回転盆使用。佐藤さんが中央に来る形でした。
M-13 chasing the enigma
※ロード・エルメロイII世
M-14 starting the case: Rail Zeppelin
※ロード・エルメロイII世
M-15 prelude to Act 1
※魔法少女まどか☆マギカ
M-16 numquam Vincar
佐藤さん途中からin。今回は佐藤さんなしver.かと思ってたら1つ目のソロからステージ奥舞台セットの上に登場。
-MC4
M-17 school girl life
※プリンセスプリンシパル
M-18 shall we dance
※プリンセスプリンシパル
M-19 tailing in darkness
※プリンセスプリンシパル
M-20 a fighter-girl from east
※プリンセスプリンシパル
M-21 operations in action
梶「さて、さっきから出ては消え出ては消えの繰り返しであの歌を歌ってる人は誰なんだ!ときになっている方々がいると思いますので、ご紹介します!」ということでえりさんの紹介!えりさんが舞台に出るため、コーラスの話に。高温と低音が食い違ってた場合のメゾの辛さや、低音を歌う人はコーラス全体を聞いていてすごい!と花が咲いてました(後ろで強様がドラムの調整をスタッフさんとしてたのでそのため話が長めだったのかな?)
その後に次の曲の説明。映画のサントラから主題歌まで全面任せてもらう場合には、劇伴には主題歌のメロディーを使うことがあるが、Heaven's_Feel最終章の場合は絶望から希望に転じるため、報われたあとの主題歌のメロディーを使うとまだ序盤はどん底なのに報われた曲のメロディーを使うと違和感があるため、主題歌に暗いメロディーを初めに付け足した。その暗いメロディーを使ったHeaven's_Feel 冒頭の曲。
M-22 in early spring
※fate stay night Heaven's_Feel
M-23 shadows and fog
※プリンセスプリンシパル
M-24 battle of the shadows
※プリンセスプリンシパル
-MC6
M-25 Elenore
聞かなすぎて最初これなんの題名だっけ...?ってなりましたね(笑)えりさんの慈悲深い歌声によくマッチしている選曲でした。
-EN-
アンコール待ちの時にいつのまにか舞台セットの上にペインティングセットが...。ということでYORKE.さんが登場!希望の光〜We're gonna grooveにかけてペインティング!出来上がりは様々なカラーのハートの中にに黒字でYKLの文字!かっこよかった!笑
EN-01 希望の光
少し長めのイントロで中原さんが登場!登場の仕方はYKL vol.#15と同じ感じでした。(中原さんが登場からの独奏〜そのほか全員登場)
EN-02 My story
※花子とアン
EN-03 We're gonna groove
佐藤さんin。高音のソロから入ってました(何事?!と思ったら楽器の高音域の話に本編でなっていたので、その話を踏まえた上での高音だったそう笑)YORKE.さんのペインティング待ちで、曲終わったと思ったらアウトロ伸ばし!全員が舞台セットの上のYORKE.さんを見ながら演奏してて面白くもありかっこよかった!
-MC7
EN-04 redrose
※梶浦由記ソロアルバムから
恒例のこの曲!途中えりさんがピンクと白の羽根扇子持って出てきたところで爆笑。しかもソロ回しの人の所に行って羽根ひらひらさせてるし、梶浦さんとかに頭の後ろでひらひらさせてクジャクさせるしでもう笑いが止まらなかった(笑)今野さんはソロ回しに「アイネクライネ」、櫻田さん「星に願いを」混ぜてきてすげーなって(笑)過去一混沌としたred rose
-MC8
EN-05 El Cazador
YKL史上こんなにつよい終わり方あったのだろうか(笑) えりさんいるしring your songかと思ったらまさかのこれ!聞きたいと思ってたけどまさかの位置すぎて思わず笑ってしまいました(笑) しかも羽根扇子持ったままだし...。「泣いていた私を〜」の部分でリバーブ(エフェクト)効きすぎて、えりさん曲のテンポを見失い途中早口言葉のようになってました(笑)
今回はえりさんいるのにえりさん曲なしだった...。残念...。hit it and run!とかサントラオンリー当初から演奏されてた曲もなし。えりさん曲で未だに演奏されてない曲あったのでやって欲しかった。ただ、新曲祭りをしてたので、ツアー通してのFBMの負担とか考慮したのかな?
さて、お題メモってなかったので覚えてる方のみ...。
【⠀あなたの楽器の美味しいところは? 】
赤木さん:軽く持ち運びやすく光ってる(当日、笛が軽いと思ったらフルートの下を楽屋に忘れて取りに帰ったそうです笑)
Jrさん :絨毯のように包み込む
中原さん:メロディー旋律を沢山いただけるところ(音の主張が強いので)
今野さん:美味しくないところを探すのが難しい
:持ってると何倍もかっこよく見える
えりさん:誰でも気軽にどこでも歌える
梶浦さん:初心者にも優しい。とっかかりやすい(ただし、そこから先が長く難しい)
Yuki Kajiura LIVEは僕にとって「ただいま」と言えるような家のような存在である。梶浦さんに出会ったから、こうやって今音楽を心の底から愛し、様々なジャンルの音楽をたのしんでいるからだ。梶浦さんとあの時出会ったからこそ、今とても充実しているし、大切にしていきたいと思う存在とも出逢えた。そんな「ただいま」と言える場所にまた帰れる日々に戻って嬉しい。まだまだ、エンターテインメントに風当たりが強い状況ではあるけれど、開催してくれてありがとうございました。楽しかったです。